2015年8月26日水曜日

サマー・ユース・サンガその2


私にとってサマー・ユース・サンガ2015の最後の4日間は忘れられないものとなりました。
12ヶ国からの総勢86名のティーン・エイジャーと若者たちはクラスを受講し、
人生を変えるツールと実践法を与えられ、スピリチュアリティーの深くへとダイブしていきました。

私たちがこれまでに行ったことのあるどのサマーキャンプとも違う、ものすごく強烈なものでした。

第4日目:アルチャナ・バクティ(プージャ、ヤグナ)と音楽クラス

私たちはアルチャナ・バクティ、つまり儀式を
スワミ・アナシューヤによるプージャ・コースで習いました。
ムルティ(神の像)に捧げ物をする方法を習いました。
多くの人はこのような体験をするのが初めてでした。
スワミはこれは神と個人的な関係を築く素晴らしい方法と説明しましたが、その通りです。
もっとやっていくべきですよね?

プージャの一環で花弁とお米を捧げています。


そうです。セヴァだって楽しいんです。

私たちはシュリー・ピータ・ニラヤのあちこちに散らばって
いろいろな方法でお手伝いをしました。
ガーデン、クリーニング、建設作業(もしくは楽しかった取り壊し作業)、料理などなど。


音楽クラスでの集中はとても高まっていました。
シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダと交わした約束があったからです。
“ダルシャンを受ける代わりに、その間中歌い続ける”ことです。」


つまりすべてのバジャンを歌い続けるために、たくさん練習する必要がありました。
グルジの前で恥はかきたくありませんでしたから。
誰にとっても決して簡単な練習ではありませんでした。
終わった後にはSPNの素晴らしい演奏家や歌い手たちの偉大さが分かりました。


午後にはスワミ・ケーシャヴァのリードで、ババジへのヤグナ(火の儀式を行いました。)
私たちの霊統と母なる女神を讃え、この夜のメインのマントラとして“OM NAMO NARAYANAYA SWAHA”を唱えました。
ヤグナの後にはレジデント(居住者)から感想を聞かれました。
私たちのほとんどは素晴らしいものを感じていました。
マントラの詠唱と火のエネルギー受ける何か魔法のような何かが存在していました。




第5日目:ヴァンダナ・バクティと芸術

この日、テンプルでの朝の祈りは人で溢れかえっていました。
起きてすぐ一日を神とともに始め神を讃え歌う機会に
サンガの面々はいつにもまして真剣になっていました。

朝にたくさんの人が声を張り上げる朝の祈りはいいものです。
この日の焦点は芸術でした。
音楽クラスでは若者たちは翌日のダルシャンのためのバジャンを練習しました。
一方でジャーンヴィの指導によるスピリチュアル・ドローイング(絵画)の講習を受けました。

ジャーンヴィが指導をしている様子。
若い才能と指導が組み合わさり、結果たくさんの素晴らしい作品が生み出されました。



神の肖像の絵画を通してたくさんの人々がその才能を表しました。
ジャーンヴィは若い芸術家たちの器用さを褒めていました。
バジャン・カフェは一時アート・スタジオと化しました。

多くの人にとって新しい経験だったのがこのハタ・ヨガです。
チャトゥールアーナンダが体のバランスを整えるポーズを教えてくれて、
神へ頭を下げる行為がいろいろな面で有益であることを教えてくれました。
写真は彼が私たちにポーズを教えている模様です。簡単そうにやっていますよね?


体のバランスを整えることは、マインドのバランスと
同じように重要であることを学びました。
第6日目:自宅での実習方法、キリスト・クリシュナ講習、ダルシャン

ここまで非常に順調なペースで進んできました。
週の初めにグルジから出た突然のダルシャンへの快諾とその交換条件、
昨日まででそのための最終準備を行ってきました。
午後のダルシャンで歌う曲の暗記と練習を重ねてきました。
しかし、早めに帰らなくてはいけない人々は、
グルジとの時間を過ごし、今日まで習ったことを話す機会を与えられました。
全員が彼との個人的な時間を過ごせたことは特別なことです。


スワミ・ヴィジャヤは自宅に帰った後、
どのようにしたらスピリチュアルな生き方をできるか、
アシュラム外で習ったことを継続するにはどうしたらよいかを教えてくれました。
多くの参加者はこの講義がこのサンガの要点であることを感じていました。


マザー・セラフィマはキリスト教正統派とキリスト教とヒンドゥー教の共通点、
キリストとクリシュナの共通点についての講義を行いました。
(とても興味をそそる話題でした。他にどこでこんな講義を受けれるでしょう?)

ダルシャンへ到着したシュリ・スワミ・ヴィシュワナンダ。
息の飲む声が聞こえるほどの圧巻。

グルジは非常に英知に富んだサット・サングを開始しました。
これまでにサンガが煉りに練って考えたたくさんの質問に答える彼は
明らかにとても楽しんでいました。

グループはグルジやお互いのためにパフォーマンスを行うことを
非常に楽しんでいました。サンガはスワミとの約束を無事果たしました。
いつも通り素晴らしいダルシャン

第7日目:トゥルシーダスによる9形態のバクティ、グルジについて

昨日に引き続き、祈り、アート・ワークショップが開催されました。
そして7日目のバクティ講座の内容はグルジについてでした。

最初にトゥルシーダスは9形態のバクティと
そのバクティ・マルガとの関連性について教えました。
今までやってきたサマー・ユース・サンガのアクティビティーと9形態のバクティとの関連性、
またそれと霊的成長との関係、グルとの関係について解説しました。

9形態のバクティを解説するトゥルシーダス
その後、スワミ・アナシューヤがグルジの家族によって語られたグルジのストーリーを読み上げました。
奇跡現象や、重要なイベント、彼の成長の記録などなど。
後に行われたバクティ・マルガ&グルジ・クイズのための良い勉強会となりました。
グルジや彼のミッションについて聞き、どの程度理解したかテストされたのは
とても楽しい経験でした。

グルジのストーリーに魅了される一同
彼の人生での面白いエピソード、彼のいたずら、いかに神を愛していたか
奇跡、彼のミッションなどの話に皆が聴き入りました。
緊張のクイズ・タイム。私たちの霊統のみならず
聖典にまつわるクイズまで出ました。
クイズの後は、縄跳び、ダンス、歌、ケーキなどで盛り上がった夜でした。
夜も遅くなり騒がしくできない時間になると、
スワミ・アナシューヤがグルジの人生でのあっと驚くエピソードを紹介してくれました。
スワミ・アナシューヤや数名の若者たちは霊性の道へ足を踏み入れた話、
グルジの興味深いエピソード、彼がいかに人生にポジティブな影響を与えたかについて語りました。

翌日には離れ離れになり、日常の生活に戻らなくてはいけないことを知りつつも、
この夜はとても華やかな宴となりました。

第8日目:お別れ

この日は特別に長い祈りからスタートしました。
サンガの音楽家と歌い手が祈りとバジャンのリードを行ったからです。

別れはつらいものですが、悲しくも甘美でありました。
皆とても良い友情を築んたのですから。
しかし私たちは重要なものを持ち帰りました。
霊性の生活を歩むための支えです。
何が起ころうとも私たちは自分が誰であるかを知っています。
自分がどこから来たのか知っています。
そこにまた戻れることを、最終的に自分たちが属する場所を知っています。
去る前に、いかにお互い出会えて幸せであったかを再確認しました。
これからの人生において連絡を取り合、助け合っていくことを約束しました。

この2015年のサマー・ユース・サンガは末長く大切に覚えていかれるでしょう。
私たちはお互いに語り、質問し合い、サンガにこれからの計画を伝えています。
アシュラムの外においてもこのサンガは続いています。

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オーム・チャンティングのお知らせ
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