2016年2月23日火曜日

モーリシャス巡礼2016

私たちは、ポート・ルイス空港に向けての夜通しのフライトの後、水曜日の朝早くにモーリシャスに着きました。私たちは、暑くて湿気のある真夏の島に歓迎されました。それは私たちが旅立ってきたばかりの冬のドイツからは大きな変化でした。



税関を通った後、私たちは、グルジが子供時代の家に帰ってくることを歓迎するたくさんの帰依者たちに出迎えられました。彼らはグルジにガーランドをさしあげ、温かい挨拶を交わしていました。


私たちはポート・ルイスからローズ・ヒルにあるシュリ・ランガナート寺院に車で向かいました。島はとても美しく、熱帯地方の気候で、よく降る雨が風景を青々とさせています。そして、島全体に広がる山々が際立って美しいです。私たちは道中ずっと、グルジのダルシャンとサットサングのツアーのお知らせをするたくさんのポスターを見ました。



サトウキビ畑を通っての1時間のドライブの後、私たちはシュリ・ランガナート寺院 - グルジが一番最初に建てた寺院に到着しました。帰依者たちは、グル・プージャ、横断幕、花火のサプライズで、歓迎の準備をしていました。








私たちは、シュリ・ランガナートの寺院の神々(アーディシェーシュにくつろいでいるラクシュミー・ナーラーヤン)、ラーダー・クリシュナ、バララーム、シルディ・サイ、ウグラ・ナラシンハ、たくさんのドゥルガの像、入り口にある大きなシヴァ・リンガムに挨拶をしました。私たちはそれからグルジが育った家と部屋を見ました。

グルジの部屋は、今は壁という壁に、様々な神の姿の像やポスターで埋め尽くされています。その中の幾つかには、ヴィブーティが現れていました。そして、クリシュナの像の一つは、グルジが島にいる時だけ液体になると言われている、自然発生したオイルでいっぱいのボウルの中に立っていました。

グルジは、彼が今まで持っていた中で一番最初のクリシュナのムルティとシヴァ・リンガムも私たちに見せてくれました。子供の時、シヴァ・リンガムを手に入れるために、彼は両親から受け取ったバス代を、バスに乗らずに歩くことで節約しました。十分に貯まってから、彼は最初の像として、このシヴァ・リンガムを買いました。


寺院の庭は、美しい強い芳香を放つ巨大なトゥルシで埋め尽くされています。

ツアーの間、私たちは寺院の入り口にあるシヴァ・リンガムについての話を聞きました。


話は、地元のマタジ数名がすでに閉まっているシュリ・ランガナート・マンディルを訪れたのだけれど、礼拝したい強い欲求を感じたということから始まります。彼らは、寺院の入り口の外にシヴァ・リンガムを見つけ、それにプージャを行いました。彼らが祈り始めると、年老いた男性が寺院の入り口に歩いて来て、遠くから彼らを見ていました。

プージャを始めた時、彼らはおかしなことに気づきました。彼らがシヴァ・リンガムに水を捧げていると、入り口で見ていた男性が濡れていきました。マタジの一人はこのことに気づき、この男性がおしっこをしたのだろうと思いました。晴れた日なのに、彼の衣服はどんどん濡れていきました。他にどんな理由があるでしょう?

マタジたちは、祈り続けました。そしてプージャの行程の中でシヴァ・リンガムに花を捧げたら、花は消えてしまいました。

周りを見渡すと、どこか他の所に花が現れているのを見つけました。入り口にいる男性の足元に。

この男性がほんとうは誰であるのかに気づき、女性たちはショックを受け、男性を畏敬の念と敬意をもって見ました。男性は手を挙げて祝福し、消えてしまいました。

夜、帰依者たちは、ギリダーリとグルジの個人的な像へのアビシェーカムとプージャのために、寺院に集まりました。






グルジがプージャを行っている間、帰依者たちはバジャンとキールタンを歌いました。そしてそれから彼は、ゴーピー・ギーターを含むたくさんのバジャンをリードしました。部屋の感じはとてもくつろいだ家族的な感じでした。グルジが、寺院そしてモーリシャスに戻ってきたことを、みんなとても嬉しく思いました。彼らの歌に、そして夜を通しての雰囲気に、それがとても優しく表れていました。グルジも人々と一緒にいてとてもリラックスし、くつろいで幸せでした。彼は夜の途中、モーリシャスに帰ってきて、幸せであると語りました。なぜなら、人々が彼の帰りを喜んでいるからだと。

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