昨晩シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダは
ブラジルで初の公演を行います。フロリアノポリスは
グルジがダルシャンとササングを
行う三つの都市の一つです。
この背景を見ても分かるように、ダルシャンは
素晴らしい熱帯地方の保養地で行われます。
スワミ・ヴィシュワナンダは、私達は皆条件付きの愛から、
無条件の愛へと飛躍しなければならないことを話します。
150人の聴衆は非常に注意深く耳を傾けます。 グルジは
「あなた達はお腹がすいたら、食事をするでしょう?
それと同じで、もし魂が空腹を訴えたら、
食べさせてあげなければなりません! 一番の方法は
私達のシュピリチュアルなサダナ(規律)です。
そして大切なのはこの空腹感です。
もしこの空腹感がなかったら、如何なるサダナ
(規律)も全く無意味です。」と話します。
そしてグルジは「この空腹感を見つけて下さい。
これに規律を与え、それによって
あなた達の魂が育ち、光り輝く様子を見て下さい。
あなた達は至る所に神様の光を反映させるでしょう。
そしてそれはあなた達が感じ取るものが変化したに
過ぎないということが分かるでしょう。
あなた達がこの世の中を違った目で見るようになり、
全ての物に神様の姿を見るようになった瞬間、
あなた達は自分を実現したと言うことが
出来ます。」と話します。
グルジが聴衆を祝福し、皆の質問に答えている間、
ブラジルの信者達は、何時間も南アメリカ独特の
スタイルでバジャンを歌います。タンダフが
普段ならシュプリンゲンで誰に
も分かってもらえないブラジルの
バジャンを歌うと、ここでは全員が
一緒になって歌います! 皆が母国語でグルジの
ことを歌う様子は、見ていて大変微笑ましい光景でした。
最後にグルジは信者達全員に、はにかみを忘れるように言います。
皆大変礼儀正しく、控え目で、歌も大変静かに歌います。
グルジは彼等を少しからかうように訊きます。
「私はブラジル人はとても素晴らしい音楽家で、
時には大変感激しやすい人達だと聞いているけど、
そうではないのかな?」勿論彼等はその
通りだと答えないわけにはいきません。
グルジは彼等がバジャンを歌うように誘いかけ、
サンスクリットのテキストで歌うことを教えます。
グルジの試みは成功します! 最後には皆大きな声で、
喜びと活気を持って歌います。この高まった雰囲気の
中でグルジは公演を終え、参加者全員の
拍手を後にホールを去って行きます。