2015年6月3日水曜日

サット・グル・スワミ・ヴィシュワナンダの全知


5月23日シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダは

シュリー・ピータ・ニラヤにおいて600人以上の人へダルシャンを行いました。
私たちは再び主が人類への愛と慈悲ゆえに自らを差し出し、
シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダのようなサット・グルという肉体的顕現のもとを訪れた全員へ祝福を注ぐ姿を経験することができました。



シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダがダルシャンを与えている最中
数人の帰依者たちが彼にまつわる体験談を話してくれました。
ここではドイツ人のスレーシュが体験したスワミジの全知に関する2つのお話を紹介します。
何年にもわたり数百人もの人々がスワミジの全知や遍在を体験してきました。
そのうちのいくつかはバクティ・マルガが出版している
“Blossoming of the heart”という本で紹介されています。
この本の詳細はブログの一番最後にあります。

スレーシュの体験談

「私はスレーシュと言います。北ドイツのキールから来ました。
霊性の道に入ってから50年近く経っています。
シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダに会う前には6人のグルがいました。
私が20才の時には1人の神、1人のグル、1人の妻という理想を描いていました。
しかし人生は時に容易ではありません。
人生において複数のパートナーの女性がいましたし、グルもそうです。
そして私はグルのもとを去る願望などありませんでした。
最後のグルには25年以上師事していましたし、毎年のようにインドに行っていました。
しかし、魂をサット・グルに呼ばれては来るより他はありません。
私は今生で彼に出会うことができてとても幸せです。


霊性の道に入って最初の25年間は解脱だけを望んでいました。
次の10年間は極めて集中した生き方をすることだけを、
シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダと出会ってからは愛することだけを望んでいます。
ここへきて私は十分であると感じています。
なぜなら私の経験から言って、スワミは私たちに必要なことを与えてくれているからです。
今日は私のスワミジとの経験談を2つ紹介します。

まず最初は、私の亡くなった母の話です。
両親が病にかかって亡くなる時というのはつらい時期です。
2004年から2006年にかけて私の母は重い病を患っており
正直言って私にとって苦境でした。
私はスワミにお願いして彼女のために祈ってもらえるようお願いしました。
1週間後彼は私にこう言いました。
「彼女はとても素敵な魂だね。でも彼女は落ち込んでいるよ。」
そう、それが実は問題でした。
彼女は落胆しきっていたのです。
1年後の2006年1月5日、彼女は亡くなりました。
この場を借りてスワミに感謝を述べたいと思います。
なぜなら彼女が亡くなった翌日、スワミジから私へメールが届きました。
私が唯一もらったことのあるメールです。
将来にはもっとたくさん来ることを願っていますが。(聴衆笑い)


そのメールにはこうありました。
「親愛なるロルフ、私はあなたの母が亡くなる時そこにいました。
今彼女は大丈夫です。」
そのようなメールが来て驚きました。
私のすべての荷が下り、大きな安らぎを得ました。
彼女の面倒まで見てくれたことがとても幸せでした。
このメールには2つのメッセージがありました。
1つは死というのは存在しないこと。
もう1つはマスター、つまりサットグルは本当にそこにいる、ということです。
そしてそれはあなたのためだけでなく、両親のためにもです。
そうして彼らをより高い世界へと、もしくは彼らの行くべき場所へと導いています。

もう1つの経験は数年前、スワミジと一緒にモーリシャスに滞在していた時のことです。
私はスワミジが不在の時にアビシェーカムをしなくてはいけませんでした。
知っている方も多いように、プージャを専門にしていない人の場合は
手順やマントラをいちいちテキストを見ながら行わなくてはいけません。
そして私の場合、手順はあっていたものの、別のマントラを唱えてしまいました。
像にミルクをかけながら、ヨーグルトをかける際のマントラを唱えていました。
そしてヨーグルトをかけている時は、ミルクのマントラを。
私は間違いに気付きました。
「間違ってしまった。どうしよう?続ける?それとも最初からやり直す?」
結局そのままアビシェーカムを続行しました。自分にこう言い聞かせながら。
「気にするな。それほど悪いことをしたわけじゃない。
全知の神と言えどもここまで見てはいないだろう。怒られたりしないさ。」


アビシェーカムが終わり、キッチンへ行ってプージャ用具を洗っていました。
たった1つのミスを除いてすべて順調にいったことで、とても満足で誇らしく思っていました。
すると突然スワミジがキッチンへやってきて言いました。

「やあ、ロルフ!」

そして私の肩を叩いてミルクとヨーグルトの容器を指差して言いました。

「ロルフ!見なさい。こっちがミルクでこっちがヨーグルト。
これはミルクではないし、これはヨーグルトではない。」(聴衆笑い)

「分かった?バイバイ!」

そうして彼は去っていきました。

このようなスワミジの全知や遍在を私はたくさん経験してきました。
これは本当に信じがたいことです。
サットグルだけがこのような経験をさせてくれると思っています。
近い将来よりたくさんの人々がスワミジと出会い、
彼らもこのような経験ができ、私たちのハートの内のこの愛を見つけてくれることを願っています。
私はとても幸せな人生を歩んでいます。みなさんもきっとそうだと思います。
私たちみなはシュリ・スワミ・ヴィシュワナンダがいてくれて幸せです。
スワミジ、こんな素晴らしい経験をありがとう!
ありがとうございます!」


"Blossoming of the heart"という本にはシュリ・スワミ・ヴィシュワナンダの親族、友人、
世界各地の様々な文化圏の帰依者や弟子のスワミジとの体験談が掲載されています。
(日本語訳版も発売の予定ですが、発売日は未定です。)

バクティ・マルガ10周年記念祭へのお知らせ
※日本人で参加を考えている方のためにメッセージを更新しました。
http://vishwananda-japan.blogspot.jp/2015/04/10201571012.html