旅:
最終日は近くの寺院を訪れたりキルタンをして過ごしました。ハイライトは何と言ってもインドを去る前にスワミと訪問したトリヤンバケーシュワル寺院です。インドが持つ重要なリンガムである12のジョーティル・リンガムのうちの1つがあります。
グループは聖者カピラの寺院とアシュラムも訪れました。ここで礼拝される神はラーマです。カピラが5才の時、この地で母親に対してブラフマー・ヴィディヤ(神の知識)を授けました。サティヤ・ユガ(黄金の時代)と呼ばれる時期の出来事です。偉大なグル、ガジャーナン・マハラージがこの場所で何年も修行し、解脱と多くのシッディ(霊的な能力のようなもの)を手に入れました。
アシュラムには2つのクンド(池・貯水池)があります。数千年もの間、そこには水が自然と流れ込んでいます。水の排水溝が存在しないのにも関わらず、水が溢れることはありません。古代にはこれらのクンドでクンバ・メーラが行われていました。
ここにまつわる他の面白い話は、アシュラムの南の部分はアスラたちのグルであったシュクラーチャーリヤの場所であったということです。彼はこの地域に呪いをかけ植物を育たなくしました。主ラーマがやってくるまでは。追放中のラーマがこの地に御足を踏み入れると、すべての緑と花が復活したのです。」
夕方になるとグループは、キャンプ地での最後のひとときを過ごしました。最後の8日間ここに滞在し、グループに一体感を与えてくれた場所です。グループは特別な宴の雰囲気を作るためにキャンドルライトを灯したディナーを楽しみました。そして通常では考えられない最大級のアカーラーの1つの長からの訪問を受けました。彼はスワミジと個人的に話した後、私たちが彼のために歌ったキルタンを聞きました。
この忘れがたき巡礼の締めくくりは、クンバ・メーラというインド霊性の真髄への特別で神秘的な旅にグループを同行させてくれたスワミジへの感謝でした。マスターの恩寵によってグループの全員は神の愛をそれぞれユニークな形で経験できました。そして今彼らは家に帰った後、自分の周りの人々とこの愛を分かち合うことができます。
証言:
「再び長い夜となりました。今私たちは疲れ切っています。待ちこがれた数時間の睡眠をようやくとることができます。その翌日にはまだ少しインドに滞在し、わずかの帰依者を連れてプーネへと発つ愛するグルジをお見送りしました。残りの私たちはムンバイへと向かうバスに乗り、そこから各々フランクフルト、ロンドン、モスクワ、ヨハネスブルグなどへ飛び立って行きました。1つの大きな家族としてともに過ごした忘れることのないこの10日間は、ハートの記憶に大切にしまっておきます。」スワミ・ヴィシュワ・クルナンダ・アーナンダ(スワミ・クル)
今後のイベント:
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