5000年もの昔、
クリシュナの愛は今日になっても止むことはない。
何十世紀にも渡る人々の信仰と愛が
クリシュナのヴァイブレーショ
−シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダ
インド巡礼の第1日目はまさにスワミとの巡礼の典型のような一日 でした。
感動、興奮、動揺、そして締めくくりは神聖。
ドイツからの長いフライトを経て、ジーヴァ・ インスティチュートのアシュラムに到着。
美味しい食事を頂きました。
そして落ち着く暇もないうちに最初の寺院に行くことに。
30分しか支度の時間はありませんでしたが
使い古した服に着替え、 気持ちをリフレッシュするには十分な時間でした。
待っていたリクシャに乗り込みいざバンケ・ビハリ寺院へ出発。
ヴリンダーヴァンで最も有名な寺院の一つです。
道中スワミがこんなお話をして下さいました。
(スワミの言葉を完全に再現するよう心がけていますが、間違いが起こり得る旨ご容赦下さい。)
“ビルや人混み、 車で満たされた今のヴリンダーヴァンは
クリシュナがいた頃の面影は ありません。
クリシュナがいた頃の面影は
それでも当時のヴリンダーヴァンは実は今も存在し続けています。
それを見るための"目"がある人には、
クリシュナが歩いていた道、彼がリーラ(遊戯) を行った場所を今も見ることができます。
それは5000年前と寸分違わないものを見ることができるのです 。”
マスターとともに旅行できる幸運の一つは、 彼の恩寵によりそうした実際にクリシュナが歩いた道やドラマが起 こった場所に連れて行ってもらえることです。
例え私たちにそれを見る"目"がなかったとしても、 私たちの魂はその場所からダルシャンを受けており歓喜の中にある のです。
私たちはエカダシのバンケ・ビハリ寺院に到着しました。
ナラヤナを讃えるこの日にクリシュナを祭るこの寺院に来れたことはとても縁起が良いことです。
この日のために各地から人々がバンケ・ビハリ寺院を訪れます。
この神聖な日にここを訪れナラヤナを讃える機会を得ることは、 巡礼者にとって多大な祝福です。
寺院での経験はまさに感動でした。
人の波が四方から押し寄せ、
様々な色の粉や水があらゆる人やものに投げつけられていました。
それはとても荒々しく、それと同時に美しものでした。
なぜなら、 スワミが私たちを守ってくれていることを知っていたからです。
どれほど混乱が巻き起こっても、 みな再会し誰も迷子になることはありませんでした。
明日はたくさんの寺院を訪れる予定です。
スワミは私たちのためにリーラを企んでくれているに違いありませ ん。
ヴリンダーヴァンより
チダーナンダ