“インドがムガル帝国からの侵攻を受け
あらゆる寺院が破壊された悲惨な時代においても
破壊されることのなかったものが1つありました。
それは人々の信仰です。
外側のものを壊すことはできますが
内なるものをいかにして破壊することができましょうか?”
-シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダ
-ダルシャン(2015年3月8日 日曜日)
今日初めてヴリンダーヴァンで
シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダがダルシャンを行いました。
ダルシャンはもとより、バクティ・マルガのファミリーが
一致団結してダルシャンを演出した様は見事でした。
ダルシャンを成功させるために
それぞれが積極的に自分のすべきことに取り組んでいました。
結果たくさんの人がスワミと初めて会うことができ
祝福を受けることができました。
この国に素晴らしい贈りものを届けるための礎をスワミは築きました。
世界中が内側に宿る神への愛を実現することを望んでいるこの時代に
西洋と東洋を結びつけ、サナータナ・ダルマに再び命を吹き込んでいるのです。
-最終日
3月9日の午後にスワミはヴリンダーヴァンを去りました。
まるまる一日をスワミとの巡礼で過ごせるのは8日が最後でした。
スワミが去った後、スワミ・モヒニーとスワミ・パランタパのアイデアで
巡礼の感想を共有するサットサンガを全員で行いました。
この巡礼によってみなは素敵に変化していきました。
ほとんどの人はインドに怖気づいていました。
汚れや、人や、大勢の群衆などなど。
しかし日ごとに、インドの霊的な面“かつてのヴリンダーヴァン”
に目が向くようになっていきました。
ほとんどの人が見ることのできないインドの側面を
経験することができたのです。
ヴリンダーヴァンにいる時私たちは、スワミの恩寵によって神を渇望し続けました。
これは苦しみと喜びが合わさったような感覚です。
この種の感覚、いわゆる“バーヴ”は、
ゴーピーたちがクリシュナに抱いていたものです。
ゴーピー・ギータによると、愛には2種類あると言います。
1つはあなたが愛しいものとともにいるときの感覚
もう1つは愛しいものを渇望しているときの感覚です。
この2つのうち、渇望のほうが良いとされています。
なぜならより強烈な感覚だからです。
ヴリンダーヴァンではみながクリシュナを渇望しています。
この町のみなが、クリシュナの帰りを待ちわびるラーダーなのです。
-ホーリー巡礼
“ホーリーのお祭りでは様々な色の粉を混ぜます。
そうすると個々の色は消えてなくなります。
全ての色が1つの色へと融合しているのです。
これは総ての行為者であるクリシュナを象徴しています。
個が存在するように見えても、
実際は1つしかないのです。”
-#愛の王 シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダ