巡礼6日目は特別な1日でした。なぜなら、この日はアクシャヤ・トリティヤと重なっていたからです。同時に、ウッジャインで行われていたクンブ・メーラの、メインの沐浴の日でもありました。
その日私たちは、ラーダー・クンドで沐浴し、ゴーヴァルダンへのプージャを行って、私たちのやり方でクンブ・メーラを祝いました。ゴーヴァルダンの丘は、クリシュナ神の帰依者たちにとって、はかりしれない霊的な重要性があります。クリシュナがインドラの激怒からヴラジュの住人を守った後、クリシュナは彼らに、ゴーヴァルダンの丘を拝めるよう助言しました。彼らはプージャや、丘の周囲のパリクラマを行うことで、丘を崇めました。
夕方、バンケ・ビハーリ寺院を訪ね、アクシャヤ・トリティヤを祝いました。アクシャヤは、滅びないもの、という意味で、もっとシンプルな言葉で言うと、「そのために、失う苦しみを経験することがない」ということです。この日の全ての行為は、実に永遠となります。古代の知恵は、この日において、与え、高潔な理由のために寄付し、神の祝福を探し求めるよう、私たちに説いています。
この日は、全ての人が、ヴリンダーヴァンの王子 シュリ・バンケ・ビハーリ・ジを訪ねることが一般的になっています。帰依者たちが彼の御足の美しさを見て称賛する機会は、一年を通してこの日しかありません。高位のすばらしい帰依者、聖者スールダースによって歌われているように、神の蓮華の御足のダルシャンとそれへのディヤーン(瞑想)の恩寵により、この世の不可能なものを可能になります。足が不自由な人が高い山を横切ることができ、目の不自由な人が全てのものを見ることができ、耳の聞こえない人が聞くことができ、口がきけない人が話すことができ、貧乏な人が豊かで力強くなり、チャットラ(一般的に壮大な行列で使われる儀式用の傘)で移動する光栄に浴します。
シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダとグループは、ダルシャンのため、バンケ・ビハーリ寺院を夕方訪れました。ひどく混雑していて、押し合いの状態でしたが、グループの全ての人は、ムールティ(神像)を一見する幸運に恵まれました。神の夕方のダルシャンはより大きな祝福をもたらしました。なぜなら、彼が腰にドーティ(腰巻き布)を巻いただけの御姿だったからです。これはサルヴァーング・ダルシャンと呼ばれています。- シュリ・バンケ・ビハーリ・ジの全身のダルシャンです。この日は間違いなく、巡礼の中で一番活動的な一日でした。
6日目はイベントでいっぱいだったので、7日目はよりリラックスした、巡礼の最後にふさわしい日でした。参加者は、巡礼を締めくくる前にスワミジと個人的に過ごしたり、買い物に行く機会を与えられました。その日は、シュリ・ラーマーヌジャ・アーチャーリヤの999回目の誕生日を祝い、スワミジに別れを告げ、空港に向かい終わりました。シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダとバクティ・マルガと一緒に行くあらゆる巡礼のように、マスターがあなたをどこに連れて行こうが「マスターに従う」ことで得られる、マスターの恩寵だけが可能にする、外側と内側の体験で満ちていました。
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