2015年11月5日木曜日

カルティク月2015:断食

「霊性の道においてあなたが断食している時、あなたは常に神を覚ええいる状態にあります。マインドは食事に焦点を合わせておらず、霊性の道にほぼ集中しています。これはあなたを押上げる助けにもなります。なぜなら、たくさん食べると集中力も重くなるからです。完全に集中することができなくなります。しかし断食をしている時は、あなたは軽いのです。その時、神に集中することやサーダナをすることは容易になります。」-シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダ



カルティク月がやってきました!

1年のうちのこの時期はクリシュナ神がたいへん好む月です。ゴーヴァルダナ・リーラやラース・リーラなど彼の多くのリーラがこの月に行われました。この期間においてクリシュナに捧げられる祈りは何であれ、他の月に比べて遥かに多くのプンニャ(霊的功徳)をもたらすと言われています。聖典によるとこの吉兆な時期に断食を行うと、物質的世界の支配力が弱まり、霊的進化が加速すると言われています。



この時期に何らかの方法で断食をすることは伝統ではありますが、断食をするしない、する場合はどういうタイプの断食をするか、これらは本人の自由であることをシュリ・スワミ・ヴィシュワナンダは強く明言しています。バクティの道における大半がそうであるように、儀礼を行う際の所定のルール存在しません。なぜならそれぞれが神とのユニークで異なった関係を持っているからです。

断食を望む場合、私たちはエーカーダシー(orエカダシ)の日に行うことを推奨しています(詳細は後述)。

エーカーダシーはヒンドゥー教の伝統において朔望月における毎14の月相の11日目を差し、西洋のカレンダーにおいては毎月2回訪れます。ヒンドゥー教においてエーカーダシーはヴィシュヌ神に捧げられる吉兆な日とされています。もしこの時期に断食をするのなら、すべての穀物を控えることが推奨されます。しかし望む場合はナッツ、ミルク、フルーツなど軽食をとることはできます。断食は日の出とともに開始し、翌日まで続けます。カルティク月のエーカーダシーは2015年11月7日と22日です。



今年の残りや2016年のエーカーダシーの日付についてさらに知りたい方は、今後のブログにてご確認下さい。
断食をするか否かにかかわらず、ぜひ今後のカルティク月の祝祭へ私たちとともにお祝いしましょう:

1. カルティク・ナイト at Cudrefin, スイス – 2015年11月7日
2. ディーワーリー at シュリー・ピータ・ニラヤ (ドイツ−シュプリンゲン)2015年11月11日
3. カルティク・ナイト at シュリー・ピータ・ニラヤ - 2015年11月14日

その他のイベントこちらからご確認下さい: www.bhaktimarga.org/events


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