2017年7月13日木曜日

2017年のグルプルニマに寄せて


グルジへ

少し前まではベルリンに帰ったり、日本へ行く度に、シュリ・ピタ・ニラヤを離れるのがとても悲しかったのに、今ではもうこの悲しみが私のうちにないことに気づきました。

私はこの悲しみを乗り越えて、数ヶ月日本に行っても、もうこの悲しみを感じないことがわかりました。私は日本とドイツの間に違いを感じなくなり、あなたの側にいても、あなたから遠く離れていても、その違いを感じなくなりました。そればかりか、どこにいても、あなたの存在を前よりもずっと強く感じるようになりました。

現在日本での私の主な課題は、バカヴァット・ギーターのコースを行なうことです。まずギーターを訳さなければならないことは、初めからわかっていました。私はまず第一章を訳して、第一章のコースを行ない、次に第二章を訳して、第二章のコースをするというように、進めていくことに決めました。さもなければ、生きているうちに、このコースが始められないかもしれませんから。

私はギーターのコースを行なうにあたって、大きな祝福を感じています。

日本の受講生は皆とても真面目で、感謝の気持ちに溢れています。またとても礼儀正しく、物静かに聴講してくれます。それで私は講義の途中で何回か「皆さん、わかりましたか?」と訊くことにしています。すると受講生は質問をしたり、時には集中した話し合いになったりします。そうしなければ、私には彼らが何を考えているかわからないでしょうから。でも彼らに教えることは、

間違いなく大きな喜びです。

 

神様はいつも私を助けてくださいます。私の声は前よりも大きくなり、私にはいつでも何を話したらいいか、どう答えたらいいかが、はっきりわかるようになりました。コースでは、私が一章を読んで説明を加えると、大抵12時間位かかりますが、神様は私に充分力をくださいます。

私はすべてあなたを喜ばせるためにしているのだということを忘れたことはありません。これは私にとって大切なポイントです。

もう一つ私にとって大切なことは、ひょっとして誇りが頭をもたげていないか、自分の中を観察することです。日本では教師が非常に大切にされ、尊敬されています。それで講義中も気分よく、一般にポジティブなエネルギーに満たされています。

グルジ、もしあなたが許してくださったら、私はこのコースを最後の章まで続けていきたいと思っています。どうもありがとうございます。

 

愛を込めて、SV ダヤマティ