2015年8月30日日曜日

7日間の至高の真理:シュリーマド・バガヴァタム


シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダによる7日間のシュリーマド・バガヴァタムの解説が
昨日の朝スタートしました。

シュリーマド・バガヴァタムは、最高神の神聖なる永遠の物語でありマハ・プラーナの1つされています。
ナラヤナ、とりわけ主クリシュナへのバクティに焦点を当てています。
バガヴァタムに記述されているのは
ナラヤナの様々なアヴァターの豊富なストーリーと
ナラヤナの完全な化身とされるシュリ・クリシュナの人生とその遊戯についてです。
ヴェーダ・ヴィヤーサがその著者とされていて
その彼自身もまたナラナヤの化身とされています。
別名バガヴァタ・プラーナとも呼ばれるこのシュリーマド・バガヴァタムは
プラーナのうち最も純粋で最上位とされています。
なぜなら主ナラヤナへの献身を呼び起こす力があるからです。



純粋なハートと献身を持つものがバガヴァタムを聞くとき、
とりわけそれを神実現に至ったマスター自らが唱え、解説する時
人は物質的束縛から解放されモクシャに至る、
物質界の生と死のサイクルからの解放を得ると言われています。

ヴァイシュナーヴァ(ヴィシュヌ派)ではバガヴァタムはクリシュナ神と何ら相違のない存在、
シュリ・クリシュナの文学的顕現とされています。
ヴィヤーサのしたこの仕事を彼の息子シュカが
(アルジュナの孫にあたり、クリシュナに命を救われている)
死を迎えようとしているパリクシット王に語る形をとっています。
死ぬ前にクリシュナの話を聞きたいパリクシットは
7日間に渡りバガヴァタムをシュカから聞きます。
そこには王と聖者との間の問答も含まれます。
同じように、シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダも次の7日間に渡って
主の不朽の物語を私たちに語り、至高の真理を解き明かしてくれます。



2016年4月ヴリンダーヴァン・アシュラムオープンに関するお知らせ

スワミジのインターナショナル・トラベル・コーディネーション・チームから重要なお知らせです。

“バクティ・マルガ10周年記念祭にてスワミジが言ったように、
2016年4月に行われるインド、ヴリンダーヴァンの新しいアシュラムのオープニング式典へ
バクティ・マルガの帰依者たちが参加することは大いに歓迎されます。

グルデーヴのこの言葉を聞いたからには、皆さぞかし興奮し参加を望んでいることと思います。

しかしこの式典への参加は、シュリー・ピータ・ニラヤ経由で登録を行い、
バクティ・マルガの一員としてのみ参加することが可能です。

個人で勝手に来たり、ツアーを組んだりして、
ヴリンダーヴァンのホテルや宿泊先を確保してはいけません。

(素晴らしい経験になること間違いなしの)
このセレモニーに参加する方法はただ1つです。
数日後に開設される特設サイトからの登録によってのみ参加可能です。

申し訳ありませんが、個人的に予約した方は参加不可です。

帰依者の人々へ、
登録フォームの開設を待ち、既に手配済みの予約等はキャンセルする必要がある旨、情報共有をお願いします。

ジェイ・グルデーヴ”

2015年8月26日水曜日

先週のシュリ・スワミ・ヴィシュワナンダのツイート、リツイートまとめ

シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダのツイート:先週アップ分まとめ

https://twitter.com/vishwananda

https://twitter.com/BhaktiMargaJPN






































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オーム・チャンティングのお知らせ
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サマー・ユース・サンガその2


私にとってサマー・ユース・サンガ2015の最後の4日間は忘れられないものとなりました。
12ヶ国からの総勢86名のティーン・エイジャーと若者たちはクラスを受講し、
人生を変えるツールと実践法を与えられ、スピリチュアリティーの深くへとダイブしていきました。

私たちがこれまでに行ったことのあるどのサマーキャンプとも違う、ものすごく強烈なものでした。

第4日目:アルチャナ・バクティ(プージャ、ヤグナ)と音楽クラス

私たちはアルチャナ・バクティ、つまり儀式を
スワミ・アナシューヤによるプージャ・コースで習いました。
ムルティ(神の像)に捧げ物をする方法を習いました。
多くの人はこのような体験をするのが初めてでした。
スワミはこれは神と個人的な関係を築く素晴らしい方法と説明しましたが、その通りです。
もっとやっていくべきですよね?

プージャの一環で花弁とお米を捧げています。


そうです。セヴァだって楽しいんです。

私たちはシュリー・ピータ・ニラヤのあちこちに散らばって
いろいろな方法でお手伝いをしました。
ガーデン、クリーニング、建設作業(もしくは楽しかった取り壊し作業)、料理などなど。


音楽クラスでの集中はとても高まっていました。
シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダと交わした約束があったからです。
“ダルシャンを受ける代わりに、その間中歌い続ける”ことです。」


つまりすべてのバジャンを歌い続けるために、たくさん練習する必要がありました。
グルジの前で恥はかきたくありませんでしたから。
誰にとっても決して簡単な練習ではありませんでした。
終わった後にはSPNの素晴らしい演奏家や歌い手たちの偉大さが分かりました。


午後にはスワミ・ケーシャヴァのリードで、ババジへのヤグナ(火の儀式を行いました。)
私たちの霊統と母なる女神を讃え、この夜のメインのマントラとして“OM NAMO NARAYANAYA SWAHA”を唱えました。
ヤグナの後にはレジデント(居住者)から感想を聞かれました。
私たちのほとんどは素晴らしいものを感じていました。
マントラの詠唱と火のエネルギー受ける何か魔法のような何かが存在していました。




第5日目:ヴァンダナ・バクティと芸術

この日、テンプルでの朝の祈りは人で溢れかえっていました。
起きてすぐ一日を神とともに始め神を讃え歌う機会に
サンガの面々はいつにもまして真剣になっていました。

朝にたくさんの人が声を張り上げる朝の祈りはいいものです。
この日の焦点は芸術でした。
音楽クラスでは若者たちは翌日のダルシャンのためのバジャンを練習しました。
一方でジャーンヴィの指導によるスピリチュアル・ドローイング(絵画)の講習を受けました。

ジャーンヴィが指導をしている様子。
若い才能と指導が組み合わさり、結果たくさんの素晴らしい作品が生み出されました。



神の肖像の絵画を通してたくさんの人々がその才能を表しました。
ジャーンヴィは若い芸術家たちの器用さを褒めていました。
バジャン・カフェは一時アート・スタジオと化しました。

多くの人にとって新しい経験だったのがこのハタ・ヨガです。
チャトゥールアーナンダが体のバランスを整えるポーズを教えてくれて、
神へ頭を下げる行為がいろいろな面で有益であることを教えてくれました。
写真は彼が私たちにポーズを教えている模様です。簡単そうにやっていますよね?


体のバランスを整えることは、マインドのバランスと
同じように重要であることを学びました。
第6日目:自宅での実習方法、キリスト・クリシュナ講習、ダルシャン

ここまで非常に順調なペースで進んできました。
週の初めにグルジから出た突然のダルシャンへの快諾とその交換条件、
昨日まででそのための最終準備を行ってきました。
午後のダルシャンで歌う曲の暗記と練習を重ねてきました。
しかし、早めに帰らなくてはいけない人々は、
グルジとの時間を過ごし、今日まで習ったことを話す機会を与えられました。
全員が彼との個人的な時間を過ごせたことは特別なことです。


スワミ・ヴィジャヤは自宅に帰った後、
どのようにしたらスピリチュアルな生き方をできるか、
アシュラム外で習ったことを継続するにはどうしたらよいかを教えてくれました。
多くの参加者はこの講義がこのサンガの要点であることを感じていました。


マザー・セラフィマはキリスト教正統派とキリスト教とヒンドゥー教の共通点、
キリストとクリシュナの共通点についての講義を行いました。
(とても興味をそそる話題でした。他にどこでこんな講義を受けれるでしょう?)

ダルシャンへ到着したシュリ・スワミ・ヴィシュワナンダ。
息の飲む声が聞こえるほどの圧巻。

グルジは非常に英知に富んだサット・サングを開始しました。
これまでにサンガが煉りに練って考えたたくさんの質問に答える彼は
明らかにとても楽しんでいました。

グループはグルジやお互いのためにパフォーマンスを行うことを
非常に楽しんでいました。サンガはスワミとの約束を無事果たしました。
いつも通り素晴らしいダルシャン

第7日目:トゥルシーダスによる9形態のバクティ、グルジについて

昨日に引き続き、祈り、アート・ワークショップが開催されました。
そして7日目のバクティ講座の内容はグルジについてでした。

最初にトゥルシーダスは9形態のバクティと
そのバクティ・マルガとの関連性について教えました。
今までやってきたサマー・ユース・サンガのアクティビティーと9形態のバクティとの関連性、
またそれと霊的成長との関係、グルとの関係について解説しました。

9形態のバクティを解説するトゥルシーダス
その後、スワミ・アナシューヤがグルジの家族によって語られたグルジのストーリーを読み上げました。
奇跡現象や、重要なイベント、彼の成長の記録などなど。
後に行われたバクティ・マルガ&グルジ・クイズのための良い勉強会となりました。
グルジや彼のミッションについて聞き、どの程度理解したかテストされたのは
とても楽しい経験でした。

グルジのストーリーに魅了される一同
彼の人生での面白いエピソード、彼のいたずら、いかに神を愛していたか
奇跡、彼のミッションなどの話に皆が聴き入りました。
緊張のクイズ・タイム。私たちの霊統のみならず
聖典にまつわるクイズまで出ました。
クイズの後は、縄跳び、ダンス、歌、ケーキなどで盛り上がった夜でした。
夜も遅くなり騒がしくできない時間になると、
スワミ・アナシューヤがグルジの人生でのあっと驚くエピソードを紹介してくれました。
スワミ・アナシューヤや数名の若者たちは霊性の道へ足を踏み入れた話、
グルジの興味深いエピソード、彼がいかに人生にポジティブな影響を与えたかについて語りました。

翌日には離れ離れになり、日常の生活に戻らなくてはいけないことを知りつつも、
この夜はとても華やかな宴となりました。

第8日目:お別れ

この日は特別に長い祈りからスタートしました。
サンガの音楽家と歌い手が祈りとバジャンのリードを行ったからです。

別れはつらいものですが、悲しくも甘美でありました。
皆とても良い友情を築んたのですから。
しかし私たちは重要なものを持ち帰りました。
霊性の生活を歩むための支えです。
何が起ころうとも私たちは自分が誰であるかを知っています。
自分がどこから来たのか知っています。
そこにまた戻れることを、最終的に自分たちが属する場所を知っています。
去る前に、いかにお互い出会えて幸せであったかを再確認しました。
これからの人生において連絡を取り合、助け合っていくことを約束しました。

この2015年のサマー・ユース・サンガは末長く大切に覚えていかれるでしょう。
私たちはお互いに語り、質問し合い、サンガにこれからの計画を伝えています。
アシュラムの外においてもこのサンガは続いています。

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オーム・チャンティングのお知らせ
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2015年8月25日火曜日

サマー・ユース・サンガその1

記念すべき第1回目のサマー・サンガがバクティ・マルガで行われました。
バクティ・マルガ-献身の道-について親しみを与え、
霊性の道を歩む若者たちが互いに支え合えるよう彼らを繋げることを目的としたプログラムです。



サマー・サンガは非常にアクティブな1週間となりました。
世界中から来た若者たちが、実践的なバクティの形態を学ぶことに焦点を当てた
様々なアクティビティーに参加しました。
セヴァ、芸術、音楽のコースや、プージャ講習、リシ・ニキルアーナンダによる勉強会などなど。
私たちが他の若者たちやレジデントの人々、バクティ・マルガミッションと繋がれた素晴らしい機会でした。
日常をいったん離れ、忘れ去り、ただ愛することができました。

最初の数日は、バクティ(献身)の道、アシュラム(シュリー・ピータ・ニラヤ)、
その人々について知ることからスタートしました。
ここでの私たちの大好きな時間の過ごし方であるキルタンやセヴァが最初の数日の焦点でした。



第1日目:イントロダクション


スワミ・アナシューヤによる1週間の大まかな見通し
若者たちは徐々に親しんでいきました。

シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダのサプライズ訪問。サンガに顔を出し、挨拶しに来てくれました。
ゲストの1人がグルジにダルシャンの可能性について聞くと、彼は1つ条件をつけて快諾してくれました。
その条件とは、サンガはずっと歌と演奏を続けることでした。




グルジは皆に何曲かキルタンを教えてくれました。


アシュラムのセヴァ・リーダーたちからの挨拶
2日目:マントラプロジェクト、パーダ・セヴァ/ダースヤ・バクティ、シュラヴァナ/キルタナ・バクティのコース



全員はパーダ・セヴァとダースヤ・バクティを学びました。
セヴァ(無償の奉仕)を通して他人を助け、主に使えることです。
一日を通して神に意識を集中させ、仕事を彼に捧げることを実践しました。



楽しい仕事なんてないと?
主のための奉仕を受け入れ抱きかかえることができれば、日常の仕事も楽しい献身に変わります。



ハードワークの後は、ミラ、チャトゥール、アーラダカがキルタナとシュラヴァナ・バクティを教えてくれました。
若者たちはダンス、歌、チャイタニヤ・マハプラブなどの話に耳を傾けていました。
神の御名というのはどれも同じで1つであるということを学びました。
神の御名のヴァイブレーションは非常に純粋で、私たちのヴァイブレーションもそこまで引き上げてくれます。
グルジがダルシャン中には歌い奏でるようにと言ったわけが分かりました。
ある参加者からのコメントです。

「ここで皆で演奏するバジャンやスピリチュアルな音楽についてたくさんのことを学びました。
それが人に及ぼす影響、周波数とそれがいかに重要であるかも学びました。」



焚き火の周りを囲ってのキルタンとダンスが
群衆を盛り上げ、賑やかな夜の宴となりました。




グルジが姿を見せ一緒に踊り出すと、さらに盛り上がりました。

第3日目:チーム・ビルディング、オーム・チャンティング、バクティ・マルガの歴史



楽しみの1つとして、リーダーたちは若者たちにカラオケとシャレードのタスクを課しました。
大勢の観衆に慣れる良い訓練にもなりました。



小さいグループに分かれた彼らですが
サマーサンガの前で歌う曲を練習する時間はほとんどありませんでした。



カラオケが始まるとサンガは一気にリラックスしました。










リシ・ニキルアーナンダによるバクティ・マルガにまつわる話。
ここではロゴの移り変わりを説明しています。
キルタンの後のオームチャンティング

サンガはアシュラムでの経験を様々な側面において楽しみました。
環境、いろいろな講座、歌、ダンス、神についてのお話、聖者の映画、
シュリー・ピータ・ニラヤでの僧や修道女の暮らしぶりなど。
若者たちが霊性の道での成長を互いに助け合うための絆をサマー・サンガは築きました。
ある参加者の言葉です。

「ここに来ている人たちは、ずっと家にいる人たちとは何かが違うと感じました。
それがイタリアであれどこであれ。ここに来る人は、何かに惹かれて来た人々です。
彼らに会えたことが偶然とは思えません。彼らからとても良い印象を受けるのです。」

また別の参加者の言葉。

「この1週間のサンガの大好きな部分は、ここで会えた人々です。
同年代のたくさんの素晴らしい人々に会いました。
それが本当に良かったです。人に出会えたことが。」

サンガ・ウィークの最初の3日間はとてもエキサイティングで
私たち若者を繋げ、すべてに愛を見出し、神の御名を歌う、そんな有意義な時間でした。
次回のブログで後半の様子をお伝えします。

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