2015年12月31日木曜日

シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダTwitterより

Sri Swami Vishwananda
「この話が #大好き です。自分自身の #幸せ も #悲しみ も、自分に責任があるということを私はいつも話しています。しかし、私たちはそれを他人に投げかけてしまいます。」

画像の訳:

勤務する会社への何年もの熱心な献身的働きにより、アジェイは豪華な受付の新しい責任者となりました。

ホーム・エグゼクティブである彼の妻のアニータと、他の経営幹部の妻たちが出席した小さな昇進パーティーでのことでした。

隣接した部屋で、会社のCEOの妻であるアンがアジェイの妻に、よくある奇妙な質問をしました。「あなたの旦那はあなたを幸せにしてくれている?」

アジェイはその時、妻の横にはいませんでしたが質問は聞こえており、会話に耳を傾け、背筋を少し伸ばし、精神を落ち着かせ、胸はプライドと期待で高鳴ってさえいました。「公然と自分の夫を貶めたり、評価を落とすようなことをするわけがない、肯定的な回答をするはずだ。」なぜなら、結婚生活、人生全般において彼女はいつも彼に付き添ってきたからです。
それにもかかわらず、彼とその場にいた皆の驚いたことに、彼女はただ「いいえ、彼は私を幸せにはしないわ・・・。」と答えました。

部屋は居心地の悪い静寂に包まれました。まるで、そこにいた全員がその妻の回答に耳を傾けていたようでした。空気は一瞬にして冷めました。夫は茫然としていました。顔をしかめながら。彼には妻の言い放った言葉が信じられませんでした。彼にとってそれは重要な場でしたから、なおさらです。彼女の妻とその場の全員にとって驚きでした。

アニータはしっかりと立ち、控えめではあるものの確固とした語り口で、その場にいた他の妻たちに言いました。

「いいえ、彼は私を幸せにはしないわ。私は幸せだもの。私が幸せかそうでないかは、彼に依存しないの、私にかかっているのよ。論理的に考え、思慮分別をして、決断するために、神様は私たち全員に知性と識別心を授けてくださったの。神様は、私自身が幸せを左右できるように、私を作ってくださったのよ。
人生のそれぞれの状況、瞬間で、私は自分が幸せになる選択をしているのよ。私の幸せが、他人や物事、地球上の環境や状況に左右されるものだったら、深刻な状況に陥っているはずよ。
私は人生でいくつかのことを学んだわ:私は自分が幸せである決断をする、他のことは“経験と状況”の問題。例えば、助ける、理解する、受け入れる、聞く、慰める、夫と一緒にいる・・・私はこれを生き、実践したきたの。

正直言って、本当の幸せは“満足していること”にあるのよ。」

ホッと安心したアジェイの顔には、笑顔が見えました。
幸せはいつも、満足、許し、私たち自身と他人を愛することの中にあります。
本当に愛することは、難しいことです。それは“経験と状況”を無条件に許し、生き、それらをあるがままに受け入れることでそれらに直面し、幸せを確信していことです。

さまざまな理由で幸せになれないと言う人がいます:
・病気だから
・お金がないから
・寒すぎるから
・侮辱されたから
・誰かが自分を愛してくれなくなったから
・誰かが自分に感謝を示さないから

彼らが分かっていないのは、人は病気でも、ものすごく暑くても、お金があってもなくても、侮辱されても、愛されなくても、評価されなくても、幸せになれるということです。

幸せでいることは、人生に対する態度であり、私たち1人ひとりがそれを決断します。

幸せでいることは、私たちにかかっています!
それは”私”にかかっています。
私は落ちる、昇る、間違う、生きる、学ぶ。私は傷ついてきたけれども、生きている。私は人間であり、完璧ではない。それでも私は感謝している:D

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